【良コンテンツ】「ピーナッツくん!オシャレになりたい!」について

久々に良いコンテンツを発見したので紹介程度にメモしておく。

 

ピーナッツくんとの遭遇は2017年の秋。

当時バズっていた「頭の悪い人(下記に解説有)」に関する記事を書いていたときだった。

 

「頭の悪い人」とは

micorun氏がTwitterとPixivに投稿し、バズった漫画。(クリックでPixivへ)

頭の良い人と悪い人の物の見方の違い by micorun on pixiv

その後、Twitterで改変がなされ、皆さんがよく知るコレに。

 

 

そして、この改変を更にパロディしたのがピーナッツくんだったのである。

 

ピーナッツくんの魅力

 

こうして「頭の悪い人」からピーナッツくんデビューを果たした私だが、驚いたのは取り上げているコンテンツについてだ。

例えばこの作品。

Twitterをやっている学生なら一度は目にしたことがあるであろうカップル垢の言語化し難い”痛い部分”が良く表現されている。

 

続いてはこちらの作品。

これはYouTuberであるヒカルが、Valu騒動により活動停止したおよそ1ヶ月後に投稿されたものである。

 

「Valu騒動」とは

 

ヒカルはValu騒動以前から大金をばら撒く類の動画をアップロードしていた為、若年層のファンが多かった。

しかし、高飛車な発言、違法な派遣会社経営、情報商材を販売していた過去などが明るみになり、アンチも増加していた。

 

そんなヒカルの動画のスタイルを嫌味にならない程度に皮肉り、謝罪動画を再現(※)

ネットの流行を上手く抑え、かつ風刺的に皮肉る。ピーナッツくんはそこが凄い。

 

※ヒカルは特徴的な髪色(半分が金髪)であるため、アンチに「エンゼルフレンチ」と呼ばれていた。

謝罪&活動停止報告動画では、髪の毛を染め黒色になっており、ピーナッツくんではエンゼルフレンチと化したヒカルにチョコを掛けることで上手く再現されている。

 

また、動画の大半は1分~2分に収まっており、まとまりが良い。

稀にオチのない動画が存在するが、EDで落とすという手法を取っている。EDで落とすのは古くからある手法だが、冗長で無いため飽きることもない。

 

オシャレになりたい!

 

私のようなオタク ∩ 引きこもりの大半が、「服を買いに行く服がない」という状況に陥ったことがあるであろう。

このショートアニメの主人公ピーナッツくんは、白ブリーフに赤いスカーフ(本人曰く「オシャレなさしいろ」)という“適当なコンセプトをつけてやればパリコレのランウェイを歩けそうな風貌”をしている。

堂々たる立ち姿は、さながら弁慶である。

 

ピーナッツくんと共にオシャレにならなければ…!

 

キャラクター

 

ピーナッツくんの魅力は個性的なオリジナルキャラクターにもある。

 

ピーナッツくん

タイトルの通り、ショートアニメの主人公。オシャレになりたいピーナッツである。

年齢は5歳で、性別は男。

公式Twitterでは語尾に「〜ナッツ」と付けて喋っているが、本編にそんなシーンはない。

ダンボールで寝ている。

 

チャンチョ

常にピーナッツくんと共にいる相方的な存在。ピーナッツくんと同じピーナッツ(の中身)である。

チャンチョの語源は不明。(スペイン語っぽいが)

ピーナッツくんとチャンチョには暗い過去があるようだが…。(次項で記述)

 

ダークモカチップフラペチコちゃん

記念すべき第1話に登場するキャラクター。

スターバックスコーヒーのダークモカチップフラペチーノを模したキャラクターかと思われる。

ケツからハッシュタグを出す。

 

やんでるうさぎちゃん

第2話に登場するウサギのキャラクター。

Twitterのメンヘラ界隈によくいる類の病み垢を再現しているものと思われる。

奇声を上げると共に眼がサイケカラーに。

 

マジ卍マン

「マジ卍」を連発する典型的ウェイを再現したキャラクター。

卍サイクロンを発動し、周囲のものを吸い込む。

コミュニケーションを「マジ卍」で済ませるが、クラスの人気者であるようなタイプ。

 

レイヤーさん(怪盗ぽんぽこ)

Twitterでオタクに囲わせる類のコスプレイヤーキャラクター。

が、その正体は「怪盗ぽんぽこ」

 

怪盗ぽんぽこ

ピーナッツくん!オシャレになりたい!からデビューを果たしたVTuber。

ピーナッツくんの中の人と怪盗ぽんぽこの中の人はカップル説も出ていたが、兄妹である。

Youtubeチャンネル:甲賀流忍者!ぽんぽこ

 

デニムくん

ジーンズを模したキャラクター。

ジーンズをダメージ加工したいと思っている。

 

5話までのキャラクターを一通り紹介してみたが、各話でテーマが違うので、各話ごとに新しいキャラクターが登場するのである。

ここでは到底紹介しきれないので、続きは別記事で紹介しよう。

 

世界観

 

ピーナッツくんの世界観は考察しがいがある。

注目すべきは第4話と第49話。

 

第4話

 

第49話

 

まずは第49話から観ていこう。

こちらがピーナッツくんのパパとママ。

パパとママ

こちらがピーナッツくんをいじめていたジョンソン兄弟。

ジョンソン兄弟

「もうわしらんとこで預かるのは無理だぁ…」と言っていた長老。

長老

 

そう、皆「柿の種」なのである。

この世界ではピーナッツ < 柿の種 とされているようだ。(私も柿ピーを買う時はピーナッツを避けるが…)

 

そして極めつけは第4話。

布屋の店主

明らかに肌がピーナッツカラーの布屋の店主が、柿の種に扮している。

やはり、この世界では柿の種である方が生きやすいようだ。

 

これは現実世界で発生している人種差別問題に一石を投じる為の、”超社会派アニメ”なのかもしれない(てきとう)

 

おわりに

 

インターネットミームの風刺の様でありながら、やわらか戦車のような”ゆるさ”も兼ね備えた良コンテンツ。

これは流行る気しかしない。

 

面白いコンテンツを作って欲しいと思う反面、登録者数3万人くらいで伸び悩んでほしい気もする。

大衆向けコンテンツへとスケールすることで、冗長でつまらなくなってしまった例を過去に嫌というほど目にしているからだ。

 

 

これからも「ピーナッツくん」というコンテンツには消費されずに良いものを作り続けてほしい。

 

追記(4/10)

 

ピーナッツくんの期間限定ショップがBaseにオープンしていたのでコチラからどうぞ。

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