転職

Webマーケターの将来性を解説。結論:将来性はあるが、努力できる人が生き残る

2022年3月23日

Webマーケターの将来性を解説

こんな悩みを解決する記事です

  • Webマーケターに転職したいけど将来性は大丈夫か知りたい
  • AIに仕事が奪われるんじゃないかと心配
  • 転職してから後悔したくない
  • 需要が高まる可能性のある分野が知りたい

転職するのですから、失敗したくないのは当たり前ですよね。

この記事ではWebマーケターの将来性について解説しています。

読み終わった頃には自信を持って転職活動や、勉強に集中できるはずです。

この記事の信頼性

  • 公務員専門学校を卒業
  • 地方公務員10年
  • 公務員として仕事をしながら、プログラミングスクール卒業
  • 2021〜:WEBコーダー、WEBライターとして副業。初月から利益を得る
  • 2022〜:WEBマーケティングを学習中

Webマーケターの仕事内容(ざっくり)

まずはざっくりと仕事の内容を確認しておきます。

  • Webコンテンツの制作
  • SEO( Search Engine Optimization/検索エンジン最適化)
  • SNS運用
  • LP制作、LPO(Landing Page Optimization/ランディングページ最適化)
  • データ分析
  • 広告運用
  • CRM管理(顧客満足管理)など
ササキ

かなり幅広いですね笑

Webマーケターに将来性がある理由3つ

Webマーケターに将来性がある理由
Webマーケターに将来性がある理由

Webマーケターに将来性がある理由は以下の3つがあげられます。

Web広告市場が伸びている

2021年『インターネット広告』は高い成長を続け、前年比で121%に及びました。

2019年にテレビ広告費をはじめて抜いた勢いは止まらず、2021年にはマスコミ4媒体の新聞、雑誌、ラジオ、テレビの総広告費を抜いています

それほど需要があるということを表しているんですね。

(引用元:電通

DX化が進んでいる

コロナ禍による在宅勤務などの影響もあり、DX化は一気に進んだ印象があります。

実際に多くの事がオンラインで完結することが増えました。それに伴って、インターネットを利用する人も増えたことも理由の一つだと考えられます。

ネットで販売ができないと生き残るのが難しい時代になってきているのでしょう。実店舗での販売がさらに厳しくなり、百貨店や大規模スーパーが次々と閉店しています。

ネットでものを売るためには、ショップを構えるだけでは売れません。上手くマーケティングを行わないと販売できないため、Webマーケターの需要は今後さらに高まると言えるでしょう。

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは

「企業がテクノロジー(IT)を利用して事業の業績や対象範囲を根底から変化させる」というIT化といった意味合いで用いられる。

引用元:Wikipedia

EC化率のポテンシャル

また、中国などと比べて日本のEC化率は低く、まだまだ成長していくポテンシャルを持っています。

ただし、国際情勢などが日本とは異なるため、一概に比較することはできないということは知っておきましょう。

とはいえ、EC市場はコロナ禍での成長も見られますし、まだまだ成長していくことは間違いありません

AIによってWebマーケターの仕事は無くなるのか

Webマーケターの仕事は無くなるのか
AIによってWebマーケターの仕事は無くなるのか

確かにAIに詳しくないと、どれほどまで自動化してしまうのかわからないところが多いですよね。

ちなみに、すでにFacebook広告やGoogle広告はAI(人工知能)、機械学習が最適化しています。

自動化される部分があるのは事実

先にあげたFacebook広告などのように、AIや機械学習によって広告の最適化などができてしまうところはあります。

特にFacebookは、実名で年齢、性別、嗜好やいいね!などのデータから正確なターゲティングが可能で、Cookieを用いた計測と比べても遜色ないと言われているんです。

人の気持ちは判断できない

とはいえ、まだ人の心理まで判断することはできません。

大量のデータ処理や、これまでのデータを元にして予想したりするのが得意なのに対して、新たなアイディアや発想は苦手な分野となっています。

人間の心理は本当に複雑なもので、まだまだAIで全てを賄っていくというのは考えづらいですし、新しい発想は生み出せないので、新しい発想という点では人間に軍配が上がるでしょう。

Webマーケターの将来性について、著名マーケターの見解

著名なマーケターである、森岡毅さんのインタビューでの発言を抜粋させていただきました。
ユニバーサルスタジオジャパンや丸亀製麺を立て直した人物として有名な方です。

単純な分析というのはAIでもできてしまう。でも高度な分析はAIにはできない。私は実際、AIを使ってマーケティングの研究をやっていますから、すごくそこはわかるんです。AIは仮説を作れないし、過去の集積のベクトル上にあるものしか提案できない。全く新しい隔世的なものをポンと生み出すのは苦手なんです。AIにできない領域は実はたくさんある。特にマーケティングの高度な領域は、なかなかAIに取って代わってもらえないですね。

引用元:ダイヤモンドオンライン

マーケティングはサイエンスに突き詰められる領域があるけど、最後はアートの部分が少し残って、その部分は人間にしかできないと思うんですよ。大半の仕事の領域は人間に残るでしょう。でも、ピラミッド構造だとすると、より難易度の高いところが人間に残って、難易度の低いところはAIがどんどん入ってくる時代になるだろうということです。卓越したスキルを持たない中途半端な人が職を奪われることはあり得ると思います。だから多くの人は努力をした方がいい。

引用元:ダイヤモンドオンライン

しっかり努力していこう、と思わされる言葉ですね。

クリエイティブは人間心理が大きく関係してきそうなので、デザインも学んでおくとツヨツヨマーケターになれる可能性を示唆しているコメントのように感じます。

Webマーケティングの将来性のある分野と衰退すると言われる分野

盛り上がる分野と衰退分野
盛り上がる分野と衰退分野

移り変わりの早い業界。いい意味、新しいことにどんどんチャレンジできるし、勉強次第で先輩にスキルで勝てるチャンスもありそうです。

ですが、変化が早いが故に需要も変化しやすいといえます。

常にアンテナを張り、需要のある分野や、新しい情報を手に入れていく必要があります。

需要が増える可能性が高い分野:SNS、動画

Z世代の検索エンジンはSNSやYoutubeへと変化してきています。

私の周りでも、料理の作り方を調べるのはYoutube、ニュースを調べるのはTwitter、ガジェットの口コミならInstagramなどと使い分けをしている人はたくさんいます。

こういう背景からも、動画広告やSNS広告、マーケティングなどはこれから需要があると言えるでしょう。

需要が少なくなる可能性がある分野:SEO

SEOだけでは厳しい時代がきています。

先ほども言ったように、Z世代にとってSNSは検索エンジンと化しています。直接キーワードを打ち込む先はSNSとなっているのでSNSでの最適化や広告配信が必要になってきています。

現在では”IHO”(Instagram Hashtag Optimization/インスタハッシュタグ最適化)という言葉も生まれています。

未経験からWEBマーケティング職は可能

未経験からの転職は可能
未経験からの転職可能

結論からいうと、未経験からWebマーケター職に就くこと、または転職することは可能です。

経験者であれば、自由に職場を選べるぐらいの需要がありますし、未経験でも募集している会社は多く存在しています。

とはいえ気になるのは、未経験で転職できるのかというところだと思いますので、気になる方はこちらも参考にしてください。

人材不足

基本的に人材不足の業界です。

最近人気が出てきて、飽和してしまうのではと考えてしまう人もいるとは思います。

ですが、これだけ盛り上がっているプログラミングでも飽和していません

プログラミングと同じように長く勉強したり、変化の多い業界なので、学習コストもかかります。ですので、すぐに飽和状態になってしまうことは考えづらいでしょう。

(引用元:MarkeZine

エージェントに無料相談してみる

スキルがものをいう世界ではありますが、転職となるとまだまだ年齢が見られてしまうのが日本です。

まずは、転職エージェント3社ぐらいに相談して、戦略やアドバイスをもらいましょう。

スクールに通う

年齢が高くなると即戦力での採用になりやすいのは明白です。

育てるなら若い方が良いに決まっています。逆にどこで勝つのかと考えると、採用後の教育コストを減らすことではないでしょうか。

スクールに通って、プロのマーケターから教育してもらうのも一つの手だと言えます。

スクールに通うことによって、マーケターとしてのマインドや実践で使えるスキルなど即戦力になれる教育を受けられます。

WEBマーケ業界の将来性はある

インターネット広告費の増加や、Z世代の台頭などもあり、新しい技術、概念もどんどん生まれてきています。

新しい技術が生まれるたびに、それに対応した技術やWebマーケターが必要です。

また、実店舗のショールーム化が進んでい流ことから、EC市場でもWebマーケターの需要も右肩上がりと言えるでしょう。

ぜひ一緒に学んで、現代を生き延びましょう。

今回は以上です。

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  • この記事を書いた人

ササキ

元地方公務員|自身の経験や学びをもとに、転職やスキルアップについて発信。地方公務員▶︎11年で退職▶︎Web広告業界|妻と娘とコーヒーが好きです。

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