お疲れ様です。元消防官のささけんです。

実際に消防士を辞めた人はどうなったんだろう。後悔していないのかな
このような疑問を解決します。
私は元公務員(消防官)で10年間の勤務経験があります。
先日、消防時代に直属の後輩だったD君と久しぶりに再会しました。その時に聞いた話を元に解説しますので、ぜひお付き合いください。
この記事のテーマ
ジムトレーナーになった後輩は、消防士を辞めて後悔しているのか
について解説していきます。
ー記事は2分で読めますー
結論:消防士を辞めて、普通に幸せそうだった
はじめに結論ですが、ジムのトレーナーに転職した後輩は、
普通に幸せそうでした
後輩の略歴はこちら
- 高校卒業
- 専門学校:1年
- 消防官:3年
- ジムトレーナーに転職:22歳の年に転職
ここから質問と答えを書いていきます。
転職して後悔したことはある?

コロナが流行った時は、ジムが閉鎖したので、やっぱり安定性というところで少し後悔はしましたね。でも、それ以外は特に困ることもなく、健康的な生活も出来ているので10キロも痩せました。消防車や救急車を見てカッコいいなーと思うことはありますけど、見るだけで私は満足しています。

確かに顔が小さくなっているよ笑
ウィルスでジムが閉鎖なんて誰も予想できないよね。安定性というところで少し後悔はあったんだね!
待遇面は公務員時代と比べてどう?

手当ては完全に公務員の方が良いですね!そういう面ではやっぱり公務員は恵まれてたんだなって感じます。でも、基本給は今の方が高いです。人間関係も当直が無いので比較的さっぱりしていて楽です!

企業によって一概には言えないだろうけど、そこは公務員に軍配が上がるわけね!あー若いうちは本当に安いからねー笑
しかも昇進試験も無い完全な年功序列だったから頑張っても階級も上げられないしね。
公務員(消防士)を辞めたい人にアドバイスするとしたら?

公務員を辞めたら生きていけない!ぐらいに思っている人もいるんじゃないでしょうか。でも公務員じゃない方の方が圧倒的に多いですし、普通にそれで暮らしているんです。自分の頑張りを評価してもらいたいならそういう企業もあります。言い方悪いですが、もっと楽で責任も負わなくてもいい仕事もあるんです。色々な生き方があって良いと思います。気楽に好きなことで生きるものなかなか楽しいですよ!

確かに自分が興味があることが仕事なら幸せかもね!
消防士を辞めて、どうして上手くいったのか考察
せっかくの成功事例なので、ここから後輩の転職がうまくいったのはどうしてなのかを考えていきたいと思います。
転職時期は?
- 転職月は3月
- 勤務期間は3年
早い判断が転職に良い影響を与えたか
3月の転職時期は公務員だと一般的です。特に小さい消防本部だと、人員にも限りがあるので、正直この時期じゃないと職員に異動をしてもらわないといけないこともあります。
勤務期間は3年と短めです。逆にいうとすぐに判断して、行動していますね。
公務員を続けていると転職しづらくなるイメージがありますから、22歳で転職できたのはいい判断だったのかもしれません。
転職先選びは?
- 興味のある職種
- 知識のある職種
興味や知識がある分野で満足度が上がったか
筋トレなどの体を動かすことが好きだったので、仕事でもできていることはいいことだと思います。
また、自分のために勉強していた知識が、仕事して役立っているということは、自然とトレーナーとしてのスキルを鍛えていたということになるのではないでしょうか。
転職の理由は?
- 不規則な生活が合わなかった
- 食事などの内容や摂取時間の管理ができないことがストレスだった
ネガティブな理由ではない
話を聞いていて、辞めたいと考えた理由をハッキリ話していて、じゃあ仕方ないよね。と感じました。
実際、後輩は不規則な生活からか消防官になってからみるみる太っていきました。
また、本気で筋トレをしようとすると食事の管理も大切になるのですが、出場で夕飯が深夜になったり、昼食無しなんて事もあるので、ストレスだったのは想像がつきます。
その問題を転職で解決できているので、満足度は高いと考えられます。
お金関係は?
- 年収は下がったがほとんど変わらない
- 生活水準が低く、節約家
若いうちだとそんなに変わらないか
後輩の場合は公務員の期間が短いので、年収も300万円前後だったと思います。
そこから1年目は数十万円年収は下がったようですが、2年目からは公務員の年収を超えていったそうです。
初めは年収が下がると思った方が良いと考えられます。給与が上がり始めて、生活水準が上がってしまう前に転職できたことが良い点だったのではないでしょうか。
具体的な転職方法
後輩の転職方法を簡単に言ってしまうと、求人アプリから申し込んだだけ。
若さもあるし、体も鍛えているということなので、多少関連性があるような気もしますし、トントン拍子で進んだそうです。
後輩としては、この生活から抜け出したいという思いもあったそうなので、給与などの条件交渉もしておらず、全て受け入れたということなのでその辺もスムーズだったのかもしれません。
まとめ:興味がある分野の転職で普通に幸せそうだった
後輩は結婚もして、普通に幸せそうでした。
でも、辞めた人の中には後悔しているという声も無いわけではありません。
人間関係が辛いから、仕事がめんどくさいから、このようなことで転職しては、後悔する可能性を高めるでしょう。
逆に今回の後輩のように、自分の生活を充実させるためだったり、自分が本当にやりたい事に挑戦するという場合には成功する可能性があるということがわかりました。
転職を考えている方は、自分は人生で何がしたいのか、今後のキャリアなどをしっかりと考えた上での転職をおすすめします。
今回は以上です。
まずは自分の市場価値を知ることからスタート!